凹凸ラボとは

皆さん、こんにちは。

この度は【凹凸ラボ】ホームページまで足を運んでくださりありがとうございます。

このページでは、【凹凸ラボ】が生まれた軌跡と、活動目的やその内容、今後の想いをご紹介します。是非この機会に【凹凸ラボ】を知っていただき、これからの活動を見守っていただけると幸いです。

凹凸ラボを創り出したみかん🍊とは

まずは自己紹介をさせていただきます。

大学では社会福祉を学び、国家資格の社会福祉士を取得。学生時代の4年間はひたすら障害者関係のボランティア活動をしておりました。障害福祉分野にて福祉現場での生活支援員、生活支援相談員、またはホームヘルプ、ガイドヘルプなどの経験があります。

私には2014年生まれと2016年生まれの息子達がおり、次男が3歳の頃にASD(自閉スペクトラム症)と診断されました。そして2024年、長男が9歳のときに同じくASDという診断を受けました。

膨れっ面な次男とのツーショット

当時の記憶は辛いことも多いですが、手探りの中、様々な相談機関と繋がり、子ども達の理解を深めていきました。現在も子どもに対する理解や学びは続いています。

2021年はInstagram 2022年は音声配信stand.fm Xを始めて、子ども達と関わる中で感じたことや、試行錯誤したこと、親の想い、発達凹凸子育ての中で学んだ怒りのコントロール方法を発信しています。 2022年6月から1年間、stand.fmにて第1・3火曜日21:30~22:00『怒りを灯りに変える会』を開催し、多くの方々のご相談に向き合ってまいりました。

2023年6月から新サービス『怒りを調律する講座』『怒りを灯りに変える相談』を当ホームページから開始。受講者の方々からは「大変学びになった」「自身で解決するヒントをもらえた」「多くの人に届いてほしい」「書籍をだしてほしい」などの有り難いお言葉をたくさん頂戴しております。

現在は、【凹凸ラボ】のLINE公式アカウントを運営する中で、登録してくださった方に向けて

  1. 『怒りのコントロール方法』が分かる動画を4本プレゼント🎁
  2. 公式LINE上でのご質問、ご相談無料
  3. ご希望により音声による30分間の無料相談可

上記の3つを登録特典として実施しております。

職場・家族・子育てをする上で感じる怒りやイライラなどのお悩み、疑問などあれば是非LINE公式またはホームページのお問い合わせからご連絡ください。無料セミナーへのご案内もLINE公式アカウントから発信しておりますので、今こちらを読んでくださったアナタ✨是非お気軽にお友達になってくださると大変うれしいです!➡LINE公式はこちら

凹凸ラボができたキッカケ

【凹凸ラボ】のホームページが出来上がり、最初に投稿したのは『次男の自己紹介』でした。0~2歳の様子3歳の様子4歳~5歳をご紹介しております。当時は発達特性に悩んでいる、育てにくさを抱えておられる親御さんに次男の様子を知ってもらうことで、共感する部分や、一人じゃないよということをお伝えしたかった経緯があります。

当初この【凹凸ラボ】を立ち上げた経緯としては、発達障害(神経発達症)の様々な特性や年代に合わせた『掲示板』を作りたいと思ったからです。

ASD(自閉スペクトラム症)傾向がある子ども、ADHD(注意欠陥多動症)の傾向がある子ども、LD(学習障害)の傾向がある子ども、重複する部分もありますが、それぞれを幼児期・就学時・小学校低学年・中学校・通常級(普通級)・特別支援学級・特別支援学校…のように、相談したい集いやすいお部屋をたくさん作って、そこで保護者同士がやり取りできる空間を作ろうと模索をしておりました。

なぜかというと、本や、療育関係者、主治医や相談員から教わることもたくさんありますが、生の声、先輩ママ&パパさんの声こそ、勇気や励みになることがとても多いからです。抱えている悩みや困りごとに対して、一人じゃないと思える空間があり、先輩方の経験とアドバイスを受け取れる場所があることは心強く、私にとっても必要なことでした。

【凹凸ラボ】を創作するにあたり、数カ月間プログラミングを学んだ私でしたが、掲示板を作成することが想像以上に難しく、断念。私の想いは実現することなく、Instagramや他SNSへと活動は移っていきました。

そして、stand.fmとの出会い、発信と学びを続けながら、現在の『怒りを灯りに変える』活動へシフトしていきます。『怒りを灯りに変える』ことは、怒りを前向きにとらえ、自身を知り、認めることに繋がります。

凹凸ラボの活動目的

凹凸ラボの活動目的は、以下の3つです。

怒りを灯りに変える『怒りのコントロール』

発達凹凸子育ては、予想外の出来事ばかりで、他の子どもと比べる度に落ち込み、焦り、悲しくなることが多くあります。私もその一人で、子どもに対して辛く当たり、怒鳴ってしまうこと、悲しくて泣いてしまうこと、たくさんありました。

『怒りのコントロール』は私にとって長年の課題でもありました。自分に自信がない、自分のことが嫌いだ、子育てが辛い、そんなことばかり思っていた私が、もしこれを学ぶ中で変わることができたら。もし変わることができたら、多くの親御さんに伝えていきたいと思ったのがキッカケでした。

実際に多くの変化がありました。知識を経てから実生活に落とし込んでいくことは簡単なことではありませんでしたが、SNSを通じて様々な方との交流や自身の学びの中で、私は確実に生きやすくなりました。自分を責めることもなくなり、これが自分だと言えるようになりました。発達凹凸子育てをしていたからこそ、私なりに腑に落ちた方法、そして考え方に一本筋が通ったのです。

怒りを灯りに変える方法は様々ありますが、まずは『怒りをコントロール』すること、その意味を正しく知ることからだと考えます。『怒りを調律する講座』を通じて、あなたの怒りを灯りに変えるキッカケになりたいと願っています。

2024年(令和6年)に入ってからは、オンラインに加えリアルでの活動を開始。3月には初めて仙台市内の放課後等デイサービスで『怒りに関するセミナー』を開催しました。施設職員としての経験や、当事者の親である経験・知識を活かし、私だからこそ伝えられることが多くあると実感。今後は少しずつ活動範囲を広げ、施設や企業に向けてもセミナー・講演などを開催していきます。

怒りを灯りに変える『凹凸ラボ教室』

世の中には色んな人がいます。空気が読めない人、何度言っても失敗する人、すぐ怒りやすい人、落ち着きがない人、嫌味を言ってくる人、人見知りの人、すぐ忘れてしまう人、人のせいにする人、コミュニケーションが苦手な人、真に受けてしまう人、指示が通りにくい人…様々な人がいて、関わるたびにイライラすることもありますよね。

人はそれぞれ『凹凸』(おうとつ)があります。『凹』は苦手、『凸』は得意です。障害がないと言われる定型児・者から、発達特性を濃く併せ持つ発達障害(神経発達症)がある方まで全ての人に発達凹凸(発達特性)は存在します。しかし、それをお互いが正しく知らないために、イライラしたり、誤解が生じたりしてギスギスした社会になっているのです。

次男が幼稚園生活を送っているとき、私は次男を通じて、柔軟にありのままの次男の姿を受け止めてくれた子どもたちに感動しました(詳しくはこちら)。4歳、5歳の子どもたちが、次男の苦手な部分に寄り添い、声をかけ、励ます姿、得意を認めてたくさん褒めてくれる姿、次男が悲しんでいるときは「大丈夫だよ」「よく頑張ってるよね」と彼の気持ちに寄り添う姿を知ったときに、このようなやりとりは小学生からも、むしろ大人になってからも必要なことだと確信しました。

人はそれぞれ得意と苦手を必ず持っていますし、だからこそ一人で生きていくには難しく、お互いを補いながら生きています。だからこそお互いの凹凸を非難するのではなく理解することで、それぞれが凹凸のパズルのようにはまっていくと私は思っています。

その凹凸を理解し、お互いのパズルをはめていく『凹凸ラボ教室』を学校などの教育機関や福祉施設などで今後は行っていきます。

令和6年度から宮城県障害者福祉センターの日常生活支援事業として参加。また、福祉センターから当事者団体・小中学校・特別支援学校・PTA・福祉施設などへ派遣される【出前教室】として『凹凸ラボ教室』も参加できることとなりました。

 この活動は、『怒りを灯りに変える』活動に繋がっています。

『凹凸ラボ教室』は一人一人の発達特性、お互いを知る、理解する、認め合う活動です。この活動を今後広げていきたいという強い想いがあります。

怒りを灯りに変える『学習サポーターの拡充』

皆さんは、『学習サポーター』をご存じですか?小学校の通常級(普通級)に通う配慮が必要な子どもに対して配置される、担任以外の人を指します。『学習サポーター』という名前は各自治体によって異なります。

『学習サポーター』は必要としている子どもやクラス、授業に対して配置はされますが、実際の現場にはフォローを必要としている子ども達が多くいます。

授業についていけない子ども、集団指示に気づかない子ども、少しの声掛けで理解に繋がる子ども、親との関係が悪くて助けを求めている子ども、大人との関わりを求めている子ども、いろんな子どもたちと先生の橋渡しをする仕事が『学習サポーター』です。

『学習サポーター』の募集に関しても、地域によって全く異なります。週5で1日6時間の日給〇円のように固定の自治体もあれば、週1から可能で最低賃金が保証されている自治体もあります。採用資格に縛りがない自治体もあれば、資格が必要な自治体もあり、様々です。短時間でも柔軟に、必要としている子どもやクラスに『学習サポーター』が入っていけるようになることが重要だと考えます。

2021年3月に『改訂義務教育標準法』が40年ぶりに改訂され、小学校1クラス40人から35人学級へ変わりつつあります。しかし、個人的には35人でも十分多いように思います。本心としては20人学級くらいにしてほしい。でもそれがなかなか難しいのが現状です。その現状を救うのが、『学習サポーターの拡充』なのです。

学習サポーターを拡充するメリットは3つあります。

  1. 子どもにとってのメリットがあります。発達特性上、集団指示が伝わりにくい子ども、注意を正しく向けられない子どもなどへ配慮を必要とする場面が多くおります。
    少しの配慮があれば授業についていける子どもへの、声掛けや注意を促し、助言することはとても大切です。配慮があれば理解できることが増えて、少しずつ自信に繋がるキッカケになります。他の子どもと同じようにできない自分を責めてしまったり、非行に走る機会も減ります。大人に話を聞いてもらいたい、関わってもらいたい、自分を見てもらいたいと願う子どももいます。そのような見過ごされてきた子どものSOSを汲む必要があります。
  2. 先生(担任)にとってもメリットがあります。一人で35人前後の子どもを見ることはとても大変なことです。全ての子どもたちを平等に見ることはまず難しいでしょう。
    1人でも特別な配慮が必要な子どもがいて、その子どもに付きっきりになってしまうと、他の子どもたちへの影響も心配されます。授業で進度が違う35人前後の子どもを同時に見ることは至難の業です。先生の目や手や耳が届かない隙間を学習サポーターが補えます。
  3. にとってもメリットがあります。『学習サポーター』として参加する親は、自分の子どもの様子を確認できます。そして、先生との関係づくりもしやすくなります。ボランティアではなく、お金を頂きながら活動することができれば、責任が芽生えますし、長く続けられる動機にもなります。

このように、『学習サポーターを拡充』し働く形態を柔軟にすることは、三者三様がウィンウィンになれると確信しています。そして、子ども・先生・親の『怒りを灯りに変える』と考えます。

凹凸ラボの今後の想い

ここまで、『凹凸ラボ』ができるまでの軌跡や、活動目的、内容をお伝えしました。

なぜこのような活動を私はしていきたいのか。

それは、『どんな凹凸がある人も生きやすい社会にしていきたい』からです。人は皆、多かれ少なかれ凹凸があります。何かしらの発達特性を持ち合わせています。だからこそ、その凹凸をみんなで共有し、理解しあうことはイライラを軽減させます。

では、なぜ『どんな凹凸がある人も生きやすい社会にしたい』のか。

それは、自分の子どもたちが将来、自分らしく生きていってほしいからです。生きていける環境が整ってほしいからです。

発達特性が濃い人は、学校や会社などの集団生活が苦手な方々が多いです。なぜなら、その発達特性を本人も周りの人も理解していないためにズレが生じるからです。この無知・無理解から二次障害(うつ病、双極性障害など)を発症される方は少なくありません。

私の子ども達は、同じように二次障害を発症しやすいと考えています。だからこそ、理解を広げること、自身の凹凸を知り、相手の凹凸を知り、ネガティブな感情を受け入れ、怒りをコントロールする方法を知ることは、怒りを灯り変え、前向きに生きていくことに繋がります。

『明日は明日の風がふく』

私の大好きな座右の銘です。

この風に、私はなりたい。

凹と凸が補い合い、理解の輪を風に乗せて広げていきたい。

『凹凸ラボ』は走り始めました。

皆さんと一緒に理解の輪を広げながら、怒りを灯りに変える活動を、これからも続けていきます。

これからもどうぞ『凹凸ラボ』をよろしくお願いいたします。

最後に

恐れながら、最後にお願いがあります。

もしここまで読んでくださり、『凹凸ラボ』の想いに共鳴してくださった方がいれば、是非、【凹凸ラボ】LINE公式アカウントをフォローしてお友達になってくださると大変励みになります。LINE公式にも力を入れて、今後は『凹凸ラボ』の活動も発信していきます。無料セミナーのお知らせもこちらから発信しております。また、無料相談などの登録特典もございますので是非ご活用いただければ幸いです。【凹凸ラボ】LINE公式アカウントはこちらから

ここまで読んでくださりありがとうございました。

今日も、あなたの風がふきますように!

良いことも悪いことも日々ありますが、今日もボチボチやっていきましょう☘

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