自閉症スペクトラムとADHDと診断された次男が、登園後のルーティンでつまずいたことの一つは、出席カードにハンコを押すことでした。
幼稚園(年少)に通い始めてから、次のことを先生に言われました。
「次男君、いつも出席カード(カレンダー)のどこにハンコを押していいのか分からないみたいで。毎日一緒に確認してから登園してもらえますか?」
幼稚園の壁に貼ってあるカレンダーは、ハンコ押すテーブルの逆側にあり、振り返ってそれを確認しなければならないようです。
しかし、視野が狭く好きな数字にハンコをペッタンしたい次男には、その確認する動作が至難の業。どひゃー…難しい( ;∀;)
どのようにして、自分で正しい日付にハンコを押せるようになったのかをご紹介します。
自宅と幼稚園で取り組んだこと
そう先生から言われてから取り組んだことは、2つあります。
自宅で事前に確認する
朝、自宅で幼稚園の準備をするときに出席カードを一緒に確認し、「今日は〇月〇日だから、ここにペッタンするんだよ」と伝えました。視覚優位な次男にとって、目視で確認するのが一番有効です。
幼稚園での取り組み
幼稚園ではハンコを押すテーブルに卓上カレンダーを設置し、今日の日付に目印をつけてもらいました。(そうすると後ろを振り返らずに確認できる)
これを毎日続けることで、カレンダーの日付の感覚を身につけ、正しい日付にハンコをペッタンできるようになりました。
一回伝えるだけではすぐ理解は難しい次男ですが、何度も根気よく伝え続けること、経験することで理解に繋がります。
継続は力なり…周りの友達にも助けてもらいながら、登園後の準備ができるようになっていきました。(【発達障害児】幼稚園生活の見通しはスケジュール表で視覚支援参照)
少しでも参考になれば幸いです。
マグネット式も自分で作れるので便利ですね😊
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