自閉症スペクトラムと診断された次男の進路について、幼稚園に行くか療育を続けるか非常に迷いました。本人の発達段階で、果たして幼稚園という集団生活についていけるのか。
家族や療育機関と何度も話し合いを続ける中で、受け入れてくれる幼稚園を見つけ、通えることになりました。
年少からの入園でしたが、コロナの影響で5月まで休園。6月から週2の分散登園、7月も週3の分散登園。
本人は行く日と行かない日があり混乱しますし、慣れることができず、嫌がりながら通園する2か月となりました。
本人とどのような関わりを持つことで、幼稚園生活が過ごしやすくなったのか。
幼稚園に通い出してから困った行動と、それに対する対処法をお伝えしていきます。
年少時の困った行動と対処法のリンクはコチラ👇
- 園バスが幼稚園に着いてすぐ、朝の準備(リュックや水筒を自分のロッカーに置き、出席カードにハンコ押し、帽子をかぶる)をせずに園庭へダッシュ!!(その後おもらし)
★【発達障害児】登園後の見通しはスケジュール表で視覚支援しよう - トイレはタイミングが合わず、5回お着替え
- お集まりのときに、遊びからの切り替えができずにグズグズ
- お集まりのときに、先生の目を見て話を聞けない、好きなことをして過ごす
★【発達障害児】園生活のお集まり(朝の会)への視覚支援や声掛け - お集まりのときに、自分の席で話を聞けない、動いてしまう
- 設定保育のとき、「丸を書こうね」と先生から言われても、自分の好きな文字「あ」を描き続ける。
★設定保育のときに自由遊びをしてしまうことへの対処法 - 「どうしたの?」「なんで泣いてるの?」に答えられない。
★「どうしたの?」「なんで?」苦手なオープンクエスチョンをクローズドクエスチョンで補う方法 - 出席カードのどこにハンコを押したら良いのか分からない。
★出席カードのハンコ(シール)を正しく押す(貼る)対処法 - お片付けを嫌がる。
- お弁当の「いただきます」が待てない。
- 遊び食べをする。
- 勝ち負けにこだわり、1番でないと泣き暴れる。
★【インクルーシブ教育の効果】集団保育のメリット - 暴言を吐く(年中)
- 友達の注意を「怒られた」と感じる(年中)
など、様々な発達特性からの困りごとが多く出ていました。これらの困りごとに対して、先生や療育機関と相談し、試行錯誤したアプローチ方法を少しずつ紹介していけたらと思います◎(上のリンクからも飛べます)
聞いて理解するのが苦手で、視覚からの情報が強い子どもには、言葉の語り掛けと共に、視覚支援がオススメです。目で見ることで理解に繋がり、生活しやすくなります。
少しずつ理解を積み重ねて、言葉の理解に繋がるよう成長を待ちたいですね。
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